Claude CodeとCodexは何が違う?初心者向けにやさしく比較
AnthropicのClaude CodeとOpenAIのCodex。どちらも「お願いすると作ってくれる」道具ですが、成り立ちと得意分野が違います。公式情報をもとに比較します。
Claude CodeとCodex。どちらも「日本語で頼むと作ってくれる」道具ですが、作っている会社が違います。正直に書くと、初心者のうちは大きな差を感じません。それでも知っておくと選びやすくなる違いを、公式情報をもとに整理します。
まず結論
結論として、どちらも「日本語で頼むと作ってくれる」という点は同じです。違うのは、作っている会社と、得意なやり方です。
| Claude Code | Codex | |
|---|---|---|
| 作っている会社 | Anthropic | OpenAI |
| もとになるAI | Claude | ChatGPTと同じ系統 |
| 主な使い方 | ターミナル(文字で命令する画面) | ターミナル・専用アプリ |
| 特徴 | 対話しながら1つずつ進める | 複数の作業を同時に進めやすい |
どちらが優れているという話ではありません。 初心者にとっては、正直なところ大きな差は感じにくいと思います。
それぞれ何者か
Claude Code
Anthropic(アンソロピック)という会社が作っています。対話AI「Claude」と同じ会社です。
ターミナル(パソコンに文字で命令する画面)で動きます。「こういうものを作って」と伝えると、必要なファイルを探して、書き換えて、動かすところまでやります。
有料プランに含まれています(公式の説明)。
Codex
OpenAI(オープンエーアイ)という会社が作っています。ChatGPTと同じ会社です。
ターミナルで使う版が2025年4月に登場し、その後Mac向けの専用アプリも出ています(公式の説明)。
専用アプリでは、複数の作業を同時に進められるのが特徴です。たとえば、Aの機能を作りながら、別のところでBの修正を進める、といった使い方ができます(公式の説明)。
Claude Code
対話しながら1つずつ
「これを作って」から始めて、返ってきたものを見て次を頼む。会話の流れで進みます。
コードを読まずに進めやすい
Codex
複数を同時に走らせる
作業を並行して進められる仕組みがあります。慣れてくると効率が上がります。
同時進行の管理は自分で行う
Cursor
画面で見ながら直す
コードを表示しながら「ここをこう変えて」と指示します。
コードが読める前提の作り
3つの違い
違い1:使う画面
Claude Codeは基本的にターミナルです。黒い画面に文字を打ち込みます。
Codexもターミナルで使えますが、Mac向けの専用アプリも用意されています。アプリのほうが、見た目のとっつきやすさはあります。
ただしこの違いは、慣れれば気にならなくなります。 どちらも「日本語で頼む」という点は同じです。
違い2:作業の進め方
Claude Codeは、対話しながら1つずつ進めるのが基本です。頼む、結果を見る、次を頼む、という流れです。
Codexの専用アプリは、複数の作業を同時に進める仕組みが用意されています。ただしこれは、ある程度慣れてから効いてくる機能です。初心者のうちは、1つずつ進めたほうが確実です。
違い3:契約の形
Claude CodeはClaudeの有料プランに含まれています。Codexも同様に、OpenAIのプランに紐づきます。
すでにどちらかを使っているなら、そちらから始めるのが素直です。 新しく契約を増やす必要がありません。
料金は変わることがあるので、それぞれの公式ページで確認してください。
同じ指示で比べてみる
どちらが向くかは、同じことを頼んで比べるのがいちばん確実です。無料枠の範囲で試せます。
次の指示を、両方に出してみてください。
簡単な買い物リストのWebアプリを作ってください。
プログラミングは初めてなので、進め方も教えてください。
・品名と個数を入力して追加できる
・追加したものが一覧で表示される
・チェックを入れると「買った」状態になる
まずは自分のパソコンの中で動く状態にしてください。
見るべきは、できあがったものではありません。 次の3点です。
| 見るところ | なぜ重要か |
|---|---|
| 説明が理解できるか | 続けられるかを左右します |
| 詰まったとき、どう案内されるか | 実際にはここが大半の時間を占めます |
| 専門用語が出たとき、説明があるか | 説明がないと、そこで止まります |
自分にとって読みやすいほうを選んでください。 性能差より、こちらのほうが影響が大きくなります。
どちらを選ぶべきか
正直に書きます。初心者のうちは、どちらでも大きく変わりません。
判断の目安を挙げるとすれば、こうです。
- すでにClaudeを使っている → Claude Code
- すでにChatGPTを使っている → Codex
- どちらも使っていない → どちらでもよい。無料で試せる範囲から始める
大事なのは、道具選びに時間をかけすぎないことです。 どちらを選んでも、最初の壁は同じところにあります。
共通する注意点
どちらを使う場合でも、変わらないことがあります。
AIは、頼まれていないことを考えません。 「予約フォームを作って」と頼めば作られますが、「他の人の予約が見えないようにして」は言わないと入らないことがあります。
65%
AIに任せて作られたアプリのうち、調査で弱点が見つかったものの割合です。どの道具を使うかに関係なく起きます。
道具の違いより、公開前に確認するかどうかのほうが、はるかに重要です。 確認項目はAIでアプリができた!でも、そのまま公開して大丈夫?にまとめました。
よくある質問
Q. 両方使ってもいいですか? A. 使えます。ただし最初は1つに絞ったほうが、覚えることが少なくて済みます。
Q. 途中で乗り換えられますか? A. できます。作ったファイルは自分のパソコンに残るので、別の道具で続きを進められます。
Q. 日本語で使えますか? A. どちらも日本語で頼めます。
Q. どちらが安いですか? A. 料金体系がときどき変わるので、それぞれの公式ページで確認してください。この記事では金額を書きません。
まとめ
- Claude CodeはAnthropic製、CodexはOpenAI製
- どちらも「日本語で頼むと作ってくれる」点は同じ
- 違いは使う画面・作業の進め方・契約の形
- 初心者のうちは、どちらでも大きく変わらない
- 道具選びより、公開前に確認するかどうかのほうが重要